建設業の新しい形を目指し
みなさんは建設業の仕事にどんなイメージをお持ちですか?
良いイメージ
人の暮らしのために必要
一生懸命働いている
クリエイティブ
地域貢献している
達成感が味わえそう
かっこいい
身近な存在
実際に建設業に勤めているとこれらのいいイメージは妥当だと実感できます。
漏水修理を例にすれば工事をしてお水が出るようになれば、お家の人から「大変でしたね、お疲れ様。ありがとう。」と感謝の言葉を笑顔でかけていただく機会は大変多いです。
自分のやったこの仕事は人の役に立っている。
自分がこの町、地域を下支えしていると実感できます。
この仕事をやっていてよかったと思えます。
また、工事は基本的に外になり天候にかかわらず行うことから体力的にきついこともあります。
そんななか自分の仕事に使命を持ち一生懸命働く人が多いです。
また工事、現場は一つとして同じものがありません。
その状況に合わせてうまく工事を完成させる方法を考えるクリエイティブな仕事です。
自分や周りの人とうまくいく方法を考え、協力して完成させた時の達成感は最高です。
しかし、反対に悪いイメージもあります。
悪いイメージ
男の仕事
3K(きつい、きたない、危険)
怖い人が多い
現場では怒鳴り声が飛び交う
仕事が教えてもらえない(見て覚えろ)
いじめがある
休みが少ない
不祥事が多い
女性がいない
将来性を感じない
福利厚生が充実していない
このイメージ実際に当てはまる部分があることも確かです。
建設業の仕事内容上、体力、筋力が必要なことから男性の割合が多いです。
また男性が多いことからか、企業の風土が男尊女卑的な会社もあります。
まわりを見渡すと所謂「コワモテ」的な人が多いことも確かです。
人を見た目で決めつけることはよくないですが、誰でも怖そうな人に近づきにくいです。
建設業の現場では重機などによる死亡事故がある事、一つのミスで命を落としてしまう事からか
注意をする際に怒鳴る現場を見ることもあります。怒鳴られるのは誰でも嫌です。
現場作業する人を職人と呼ぶように、「仕事はみて覚え、盗むもの」
という考えの人が多くいます。
自分たちがそうして仕事を覚えてきたから同じ指導法を新人にするからでしょう。
見て覚えることはとても大切な事です。
ですが、誰でも教えてもらい実際にやってみる方がはやく仕事が身に付きます。